ドイツの長い冬の間、アトリエの窓からほとんど差し込むことのなかった太陽光がドローイングに差し込み、その上を光が通った。18.01.2024, 13:16
色鮮やかな鳥やかっこいい昆虫を追いかけながら、私は森の奥へと入って行った。
草や枝が身体にまとわりつくのをかき分けながら、名もない道を進んだ。
ふと、私は眼前の草を編み込むような「Gesture」に集中するあまりか、自分が今どこにいるのかが分からなくなった。
どこに向かって歩こうか?
鉛筆を逆さまにしてアンテナのように立ててみよう。
それを森全体を俯瞰できるくらい高く高く伸ばしてみよう。
そして、暗闇にぽっかりと穴が空いたように光が差し込む場所(Lichtungen)を見つけたら、そこに向かって又進んでみよう。
中原一樹
1980年香川県生まれ。父、祖父共に前衛書道家。
2005年からベルリン・ヴァイセンゼー美術大学でドローイングを学ぶ。2011年、同大学のハンス・シマンスキー教授の元でマイスターシューラーを取得。2013年、ポーラ美術振興財団在外研修制度によりロンドンで滞在制作。2017年にベルリニッシェ・ギャラリーのクリスティーネ・ペルゼン賞、2020年にベルリナー・カビネットのエグモント・シェーファー賞を受賞した。
中原は現在ドイツ内外のギャラリーや美術館で展覧会を開催している。ベルリン在住。
website : http://kazukinakahara.com/
instagram : @kazukinakahara_
中原一樹, “無題”, 2024年, Ulbricht Gangolf氏による手漉き紙に色鉛筆, 木炭, 180 x 287cm, Photo by Eric Tschernow
スタジオの床での制作風景, 2024
色鮮やかな鳥やかっこいい昆虫を追いかけながら、私は森の奥へと入って行った。
草や枝が身体にまとわりつくのをかき分けながら、名もない道を進んだ。
ふと、私は眼前の草を編み込むような「Gesture」に集中するあまりか、自分が今どこにいるのかが分からなくなった。
どこに向かって歩こうか?
鉛筆を逆さまにしてアンテナのように立ててみよう。
それを森全体を俯瞰できるくらい高く高く伸ばしてみよう。
そして、暗闇にぽっかりと穴が空いたように光が差し込む場所(Lichtungen)を見つけたら、そこに向かって又進んでみよう。
中原一樹
1980年香川県生まれ。父、祖父共に前衛書道家。
2005年からベルリン・ヴァイセンゼー美術大学でドローイングを学ぶ。2011年、同大学のハンス・シマンスキー教授の元でマイスターシューラーを取得。2013年、ポーラ美術振興財団在外研修制度によりロンドンで滞在制作。2017年にベルリニッシェ・ギャラリーのクリスティーネ・ペルゼン賞、2020年にベルリナー・カビネットのエグモント・シェーファー賞を受賞した。
中原は現在ドイツ内外のギャラリーや美術館で展覧会を開催している。ベルリン在住。
website : http://kazukinakahara.com/
instagram : @kazukinakahara_
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