エナジーボールのドローイングシリーズは、昨年の冬、私が自分の寒いスタジオで作業を続けること以外に、クリエイティブであり続けるための別の方法を模索していた頃に始まった。私は小じんまりとした部屋でコンピューターを近くに置いて、新しい小さなドローイングのシリーズを作ることを考えていた。大作を作る時に注ぎ込むような強いエネルギーで、それらを満たしたかったのだ。私がいくつか設定したこのシリーズの基本的なルールは、サイズは常に15 x 15 センチであること、描画ツールはインクマーカーを使うこと、形状は円のテンプレートを使用して作成するということだ。
ラム・サモチャは、ドローイングパフォーマンスの実践の為の国際的なコミュニティであるDraw to Performの創設者であり芸術ディレクターでもある。 2013年からDraw to Performは国際的なシンポジウムやフェスティバルを開催し、新しいアーティストや確立されたアーティストとの協働とサポート、さまざまなイベントの開催、美術機関とのコラボレーションを行い、教育機関としてのレジデンスやワークショップを運営している。
「エナジーボールシリーズ、ボール No.7、2020年4月」 ラム・サモチャ
紙にファインライナー、15x15cm
エナジーボールのドローイングシリーズは、昨年の冬、私が自分の寒いスタジオで作業を続けること以外に、クリエイティブであり続けるための別の方法を模索していた頃に始まった。私は小じんまりとした部屋でコンピューターを近くに置いて、新しい小さなドローイングのシリーズを作ることを考えていた。大作を作る時に注ぎ込むような強いエネルギーで、それらを満たしたかったのだ。私がいくつか設定したこのシリーズの基本的なルールは、サイズは常に15 x 15 センチであること、描画ツールはインクマーカーを使うこと、形状は円のテンプレートを使用して作成するということだ。
私はロックダウンが始まる直前に最新のエナジーボール(No.7)を描き始めたのだが、そこに3つの丸い形を置こうと考えていた。しかし、コロナウイルスの状況がさらに複雑になり混乱するにつれて、イメージも構築され始め、独自の生命があるかのように常に変化し続けていた。次のエナジーボールの画がどのように見えるか、今は全く分からない。
Ram Samocha
ラム・サモチャはイスラエル生まれのアーティスト兼キュレーターで、現在は英国のブライトンに在住している。サモチャの作品は、ドローイングとビデオ、インスタレーション、ライブパフォーマンス等を組み合わせたものだ。サモチャは、さまざまに異なる次元の間をドローイングにより組み合わせる新しい方法を模索しながら、現代と伝統の一体となった描画技法を作り出すことに務めている。
ラム・サモチャは、ドローイングパフォーマンスの実践の為の国際的なコミュニティであるDraw to Performの創設者であり芸術ディレクターでもある。 2013年からDraw to Performは国際的なシンポジウムやフェスティバルを開催し、新しいアーティストや確立されたアーティストとの協働とサポート、さまざまなイベントの開催、美術機関とのコラボレーションを行い、教育機関としてのレジデンスやワークショップを運営している。
http://www.samocha.com
http://www.drawtoperform.com
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