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Signals – Drawing Tube

ドローイングアーティストである鈴木ヒラク・中原一樹らがメンバーとして運営する国際的プラットフォーム「Drawing Tube:は、現代におけるドローイングの可能性を研究しています。
Drawing Tubeは、コロナウィルスによるパンデミックをきっかけに、”Signals”というプロジェクトを世界中の様々な環境の下で制作を続けるアーティスト達と開始。2020年の春からの約2年の間に30組が参加し、非常事態下のそれぞれのヴィジョンや思考を、イメージと短いテキストという形式で共有しました。
この書籍はそのアーカイヴであり、ある時代の転換期においてアーティスト達が日常の中で手や目を動かした、その小さな軌跡の集合体です。また、出版に際し、ドイツ人キュレーターのヤン・フィリップ・フリューゾルゲ氏による「危機の時代のドローイング」を問うテキストが加わりました。”Signals”は、変化し続ける現実を翻訳し、知覚する手段としてドローイングがどのように機能するかについて、私たちに再考させます。ここから私たちは、新しい時代の”兆し”のようなものを読み取ることができるかもしれません。

参加作家:中原 一樹/ダイアナ・ルーカス/トマソ・ゴーラ/シュー・ジョン/小金沢 健人/ラム・サモチャ/ディアナ・シュプレンガーとユエン・ウィリアムス/ディ・タゴワスカ/ニーナ・ルシエール/シクステ・カキンダ/イボンヌ・アンドレイニ/アンネ・ムンド/シモーナ・ソアレ/西野 壮平/サンドロ・クリサフィ/ダニエル・ジラルディ/ヴァネッサ・エンリケス/ゲーリー・ワーナー/ケイリー・ジェーン・ハリス/マリーナ・フェレッティ/進藤 詩子/藤瀬 朱里/ロドリゴ・ガルシア・ドゥトラ/ヤーナ・コルデニエ/ジョーイ・チン/モニカ・グルツィマラ/ジュリア・カッチュットロ/ニコル・レンジ/安部 典子/鈴木 ヒラク


<書籍情報>

タイトル:Signals
著者:Drawing Tube(鈴木 ヒラク、中原 一樹、水野 妙、トマソ・ゴーラ、ニコル・レンジ)
テキスト:ヤン=フィリップ・フリューゾルゲ(キュレーター)、トマソ・ゴーラ
アートディレクション& デザイン:髙室 湧人(ca o studio)
定価:2000円(税別)
判型:A4変形(285x210mm)/108ページ
日本語/英語
印刷:KOPA(リトアニア)
ISBN:978-4-9909559-1-5
発行日:2022年7月7日
購入:http://www.nadiff-online.com/?pid=168912354

<出版記念展>
展覧会名:”Signals” Drawing Tube
会場:NADiff a/p/a/r/t 1階
会期:7/7(木)-7/31(日)
営業日:木、金、土、日、祝
営業時間:13-19時 ※7/9(土)のみ18:30閉店
概要:”Signals” 出版を記念して、30 組の参加作家の中から18名による小型ドローイング作品の展示・販売を行います。
参加作家:安部典子/イボンヌ・アンドレイニ/ヴァネッサ・エンリケス/藤瀬朱里/ダニエル・ジラルディ/トマソ・ゴーラ/モニカ・グルツィマラ/シュ・ジオン/シクステ・カキンダ/小金沢健人/ニコル・レンジ/アンネ・ムンド/中原一樹/西野壮平/進藤詩子/鈴木ヒラク/ディ・タゴワスカ/ゲーリー・ワーナー

詳細:http://www.nadiff.com/?p=27750

●TALK EVENT
オープニングイベントとして、Drawing Tubeのメンバーによるトークイベントを開催いたします。
トークの様子はDrawing TubeとNADiff a/p/a/r/tのInstagramでもライブ配信を行います。
出 演 : 鈴木ヒラク、中原一樹
日 時 : 2022年7月10日[日] 18:00−19:00
会 場:NADiff a/p/a/r/t
参加費:無料
定 員:15名